総合ケアステーション大慈

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妙憂のコトノハ

ぷ観のすすめ
 
ゆるめる。
うかぶ。
ながめる。
ながす。
ぷかん。
ぼーっとしていると、
意識の水面に、
ときおり「ぷっ」と
浮かんでくるものがあります。
私は、それを
ぼんやり眺めるのが好きです。
ぷっと浮かんでくるものを観ているだけ。
だから、名づけて「ぷ観」。
瞑想だ、内観だと
肩に力を入れる必要はありません。
姿勢や呼吸を整えたり、
無になろうと頑張ったりしなくていい。
ただリラックスして、
心の水面を観るだけです。
忘れていた大切なことや、
「私は本当は、こうしたかったんだ」
という気づきが、
何でもない顔をして
ぷっと浮かんできます。
浮かんでくるものはとても微細。
スマホも音楽も飲み物も、
何も足さない静けさに
身を置くのがコツ。
「ぷ観」は
釣りに似ているのかもしれません。
心の水面を静かにすると、
底に沈んでいたものが、
それぞれのタイミングで
上がってきます。
竿を垂らして、ただ待つ。
何かがかかればしめたもの。
何もかからなくても、
それはそれ。
成果を求めた途端、
苦行になってしまいますから。
浮かんできたものを、
すぐにつかまえる必要もなし。
意味を考えたり
分析したりするのは、
あとでいいのです。
わからないままでも
かまいません。
見たくなかった記憶が
浮かんだときも、
追い払わず、
追いかけず、
ただそのまま観ているだけでよし。
ぷ観は、
自分の存在に耳を澄ます、
小さなセルフスピリチュアルケア
なのかもしれません。
ああ、楽しい。面白い。
足をぶらぶらさせながら、
今日もぷ観と決め込みましょう。
さて、何か浮かんでくるかしらん。
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